詩番号
G246 (F333, B, O393, OS26) 、
G247 (F334, A, O307, OS22)、
G248(F335, B, O394, OS26)、
G249 (F336, C, O395, OS26)、
G250 (F337, C, O396, OS26)
[[ @ GS 19 修行僧 ]]
について現在行っている書き換え詩が決定しましたので掲載いたします。
最新バージョンの詩番号接頭文字をG(前回はF)にする予定です。
G246
氏姓と生れによって修行僧となるのではない。
真理と理法とをまもり 涅槃(悟りによる解脱)に入りし修行僧が、真の修行僧であり バラモンとは言わない。
G247
袈裟を頭から纒っていても、性質(タチ)が悪く、つつしみのないバラモンが多い。かれら悪人は、悪いふるまいによって、悪いところに生まれる。
G248
愚かなバラモンよ。身なりだけ整えて、何になるのだ。汝は内に密林(=汚れ)を蔵して、外側だけを飾る。
G249
また バラモンは 粗末な身なりで 痩せて 血管があらわれていようとも 寂しい場所で一人で瞑想に専念するとも言われている。
G250
しかし、(バラモン女の)胎から生れ(バラモンの)母から生れた人をバラモンと呼ぶのである。この人が「【君よ】といって呼びかける者」でも、「執着にとらわれている者」でもバラモンである。
執着を離れ制す修行僧、─ その人を吾は 真の修行僧と呼び、バラモンとは呼ばない。