体はDNAによって、設計されています。これは先祖から受け継いだものが多いでしょう。
また、DNAは体質を決めるDNAと、働きが全くわからないDNAがあることがわかっています。ここで、DNAを導入し、議論を展開してみましょう。
前者は数パーセントしかないのですから、働きがわからないDNAの多さにびっくりします。そこで、DNA①を三次元の肉体を設計する(頭の良し悪し、体の丈夫さ、運動神経 等)とDNA②をいまだに役割が特定できていないものに分類しましょう。
私は、資料のひふみ神示の情報から、神様やご先祖様からの指令やその人の元来の性格などは、DNA②に情報があるのではないかと考えています。したがって、DNA②は、生きている間も、神霊界や幽界との交信、外部霊との、そして潜在意識とも交信を行なっているものだと考えています。ただ、顕在意識への働きかけはあまりなく、顕在意識が認識しにくいと考えています。
ここで、潜在意識、顕在意識、そしてDNA①とDNA②を合わせて、魂(=自己)と考えます。
魂(=自己) =心(=自分)+ DNA① + DNA② 定義(2)
3. 人間の身体システムと霊性
3-1. 人型図上の指によるエネルギー測定の試行
今回の題目に取り掛かる前に、白い紙に人型を書いて、目をつぶって人型の上を自分の指で撫でていく試行を行いました。どうして、そんな事をしたのかと言えば、指先に意識を集中すると何かを感じ取ることができるのかなと言う、疑問からです。ですから、このテキストのためにこの試行を行なったわけではないのです。しかし、私の指は、違いを感知しました。ちょっとした振動が伝わってくる場所があったのです。3回の試行ともほぼ同じ結果をえました。
心臓部は全く疑う余地がないほど、強く振動を伝えてきました。
喉部が次に強い振動を伝えてきました。
頭とお腹は同じくらいの振動ですが、心臓と喉に比べるとだいぶ小さくなりました。
手と股間は同じくらいですが、弱かったです。
足は、振動を感じませんでした。
図1に人型図上の指によるエネルギー測定の試行の結果を書き込みます。
そして、前述した半年の停滞期間に、この試行結果が、顕在意識や潜在意識、守護神と関係があるのではないかと考えるようになりました。
この辺りは、私が訂正を入れまくったことからもわかるように、非常に苦労した部分です。しかし、初期にはツイッターでの記事だったので、バラバラになっています。ちなみに、この記事に至るまでの最終の記事はhttps://newbuddhawords.blogspot.com/2017/09/ver-2017.htmlです。
脳も身体の一つの器官ですから、私が感じた身体から放出されるエネルギーが頭の部分で他の器官よりは多く感じられたのは当然だと思います。しかし、心臓はさらに一桁以上多いエネルギーです(紙の人型を使って、指で感知してみてください。心臓だけは分かる方も多いと思います。)。これには本当に驚愕しました。頭が一番大きなエネルギーを出していると思っていたので、とても意外でした。
3-2. 心臓と脳
それほどまでに特異な心臓ですから、心臓には何があるのかな?と調べるのは簡単で、二つの文献がありました。
一つ目は、「真理のことば OS03章 心 O37」の詩の中村氏による注釈に、
「胸の奥の洞窟;(略)古ウパニシャド以来、アートマン(心)は心臓の内にある空処に住すると考えられていた。それを受けている。」
と記述があったのです。
2つ目は、マシュー君のメッセージを掲載してらっしゃる森田玄さんのブログ(http://moritagen.blogspot.jp)
2017/5/4の記事の一部が参考になりますので、ご紹介します。
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「心(ハート)に聞きなさい」と昔からあらゆる文化で言われてますが、ではどうしたら聞こえるのか、その方法が具体的に示されたことはありません。
英語ではハート(心)と心臓は同じ言葉(Heart)ですが、日本語は心と心臓は別です。でも、どうして昔の人は「心の臓器」と呼んだのでしょう?
過去20年間の心臓神経学の発達によって、心臓には「心臓脳」と呼ばれる脳と同じ神経節ネットワークがあること、心臓と脳が常にコミュニケーションしていること、そして心臓から脳に送られる情報量は脳から心臓に送られるものより100倍以上も多いなどが発見されています。
単なる血液の循環ポンプだと思われていた心臓が、脳と全身の機能だけでなく、人間の感情、認知、行動、反応、能力に決定的な影響を与えていることが科学的に実証されています。
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以上、森田氏の文献から、脳と心臓の連携が強いのは、頭で理解した事象に対して、それによって焦った時に心臓がドキドキするばかりで適切な対応策ができないなんてことからも、容易に想像できるのです。つまり、脳と心臓は、顕在意識と潜在意識と同様に不可分であると言えるのです。
さらに、一つ目の参考文献に出てくるアートマンは、調べると意識の最も深い内側にある個だと言う、難しい表現が出てきますが、これも中村氏がカッコ書きで心であると注を入れてくださっていますので、アートマンは潜在意識であり、心臓にいると読み取ることができるのです。そして、顕在意識は、常に表に出て、感じることができるのですから、脳にいると考えて問題ないです。
ゆえに、潜在意識は心臓を中心にいて、顕在意識が脳を中心にいると言えます。
また、心臓は身体を存続させるかどうかのスイッチです。このスイッチは、基本的に本守護神が管理しているようです(審神者です。)。もちろん、正守護神や自分の意見を聞きつつも、最終的な決定権を持つのが、本守護神のようです。
3-3. 丹田
次に、丹田(下っ腹)です。
禅定(瞑想)を行う時に、丹田に意識を集中するのは、禅定のいろはです。
私は、気分的に荒んでいる時というのは、必ず腸の調子が悪くなります。腸の調子が良くなってくると、非常に意識は明朗になってきます。私の場合、腸の不調は、私の守護神さんたちが、悪魔たちに攻撃をされている時ではないかと考えています。
これらのことから考えると、守護神達が出現する場所で、心に働きかける場所が主に下っ腹(丹田)だと考えられます(実は、審神者では、すぐにこの情報が来るのです。)。
そのため、魂が守護神と相談したいときは、下っ腹に心(意識)を集中させるのが有効で、禅定のいろはに「丹田に意識を集中する。」があるのだと思います。
よって、実は、本当に重要なことはハート(心臓)に聞くのではなく、下っ腹に意識を集中して考えることが有意義だと思います。
ちなみに、脳(器官)と心臓(魂)の連絡は、物理的に神経細胞が介しているようです(森田氏の文献)。しかし、下っ腹と心臓の間は、両端が魂なので、テレパシーのような別の情報伝達手法がメインではないかと思っています。
4. 連携による人間システムの維持
4-1. 身体への情報伝達
次に、我々が日常過ごすために行っている、情報伝達と行動を考えてみます。
末端器官の情報が集まり、それらを動かすメイン器官はやはり脳だとは思います。
では、過程を詳しく見ましょう。情報に応じた最適な物理的反応は、守護神たちから魂へのアドバイス(基本は潜在意識に送られるようです)や過去の経験など潜在意識にある情報を、魂が潜在意識から顕在意識へと送り、それから魂が最適な反応を割り出し、脳に命じて、脳が身体の隅々に命じるという形ではないかと思います。しかし、これらが、潜在意識のみで行われる場合もあるでしょう(身体の不調に関する対応など)。
身体の器官・末端の細胞が発する情報は何も外界の音や映像などの5感情報だけではなく、守護神からの働きかけの情報もあるようです。その情報は、身体のすべての部分で受け取ることができ、その情報は魂の潜在意識の領域に伝わることが圧倒的に多いようです。それらを潜在意識から顕在意識に変換する作業を担っているのも魂です。身体の各器官を通して得られた守護神さんからの情報は、一度、潜在意識に情報を運んで、そこで過去の経験などのデータとともに情報処理して顕在意識に運び、そこから脳へ神経で伝達して、身体の器官へと命を下すという方式で身体の動きが制御されていると思います。時間がかかっても正確な行動がとれるのでしょう。
ただ、潜在意識などの吟味を介さずに直接に顕在意識に情報が届くのも例外的にあると思います。怖くてドキドキするとか、もう嬉しくて心臓がバクバクするような時は、守護神、魂、他の霊体の身体の細部からの情報が、顕在意識に直接 届けられた場合です。論理的なバックアップがなく、何だか感じるというものです。虫の知らせもこの類だと思います。
脳を通さずに、守護神や魂は体の各器官へ物理的対応を指示することもあるでしょう。“反射”と言われる反応(これは、熱いものに触れて、すぐに手を離し、その後に熱いと感じる)や“火事場のバカ力”と言われるものがこれらに属するのでしょう。こちらも緊急性が高い時です。
また、精神障害には、1. 身体の脳が誤動作する場合と、2. 心の歪みが魂の歪みになり生じる誤動作の場合の2通りがあるのではないかと思い始めました。どちらも、霊的な作用があるのですが、1の場合は死に至るために生じた場合が多いと考えています。
2. の場合は、軽症の場合は、心の歪みを解き放つことで治る可能性が高いと考えています。
最後に、心臓死より脳死が先というのは、魂が駆動部である脳のスイッチを切るからでしょう。そして、心臓のスイッチは守護神が切るのです。これは、魂が安全に身体から抜けるためです。
4-2. 守護神と魂と身体とDNAの連携
前節では、どんな(論理的も)思考も、潜在意識の大きなタンクがなければできないということがわかってきました。思考を司っているのは、主に潜在意識で心臓部分であろうということは、私にとっては驚愕の事実です。なぜならば、日常的に使われる“頭を使う”という表現を疑ったことはなく、信じきっていたからです。
ここまで議論をしてきた結果、顕在意識と脳によって身体の器官を使って魂の情報が体現されると言えます。その一方で、守護神>魂>脳という厳然とした関係があるために、脳は魂を制御できないのです。
しかし、外部と魂との通路も脳です。よって、魂を封印する、もしくは攻撃する糸口が、脳(顕在意識)です。顕在意識から潜在意識を壊すのです。洗脳するために、プロパガンダを流したり、教育を劣化させているのです。これにより、顕在意識での思考回路に滞りを作り、顕在意識による潜在意識の書き換えなども行なってしまうのです。どうしても考えがスムーズに流れなければ、その原因をきちんと見直して、その事象を取り払った時に、頭の中がどう動くかを観察してください。これによる洗脳防衛は有効だと思います。
他にも、様々な薬物や電磁波により身体の末端の器官に誤信号を脳に送らせたり、DNAを損傷させたり、脳に異常を加えて、潜在意識を攻撃する方法もあります。
また、脳はDNAの管理業務をしていると思います。書き換えもできるようです。例えば、魂が出した解決策が本守護神や正守護神の意図することであれば、脳にDNAの書き換えを命じることが可能で、その命令に従って、脳はDNAを書き換えます。奇跡的なガンの治癒などは、この例だと思います。
同様に、悪魔の言いなりになって、脳がDNAを書き換えてしまうこともあります。この場合は、奇跡的な飛躍などはなく、連続した劣化が主になります。
このようなシステムのもとで、我々の三次元の体が保たれ、修行ができているのです。すごいシステムだと感じるばかりです。
最後に、図1に魂と守護神と身体部位のまとめ図で、体の各器官の役割や人型図上の指によるエネルギー測定結果を示し、図2に守護神と魂とDNAと外部霊の情報伝達図を載せました。
ちなみに、二つの命題の答えは、
・人間の魂と心とは何か?→定義1と定義2と定義したというのが答え
・人間の身体と心の繋がりはあるのか、否、あるのは確実ですが、どういう関係なのか?
→第4節に詳しく論じました。
以上です。お付き合いいただきありがとうございました。
マシューさん、ありがとうございました。2018/11/14 (合掌)
資料
ひふみ神示 第30巻 冬の巻
第一帖
宇宙は霊の霊と物質とからなってゐるぞ。人間も又同様であるぞ。宇宙にあるものは皆人間にあり。人間にあるものは皆宇宙にあるぞ。人間は小宇宙と申して、神のヒナガタと申してあらう。人間には物質界を感知するために五官器があるぞ。霊界を感知するために超五官器あるぞ。神界は五官と超五官と和して知り得るのであるぞ。この点 誤るなよ。霊的自分を正守護神と申し、神的自分を本守護神と申すぞ。幽界的自分が副守護神ぢゃ。本守護神は大神の歓喜であるぞ。
神と霊は一つであって、幽と現、合せて三ぞ。この三は三にして一、一にして二、二にして三であるぞ。故に肉体のみの自分もなければ霊だけの自分もない。神界から真直ぐに感応する想念を正流と申す。幽界を経て又幽界より来る想念を外流と申すぞ。人間の肉体は想念の最外部、最底部をなすものであるから肉体的動きの以前に於て霊的動きが必ずあるのであるぞ。故に人間の肉体は霊のいれものと申してあるのぞ。
(…)
人間は霊界より動かされるが、又 人間自体よりかもし出した霊波は反射的に霊界に反影するのであるぞ。人間の心の凸凹によって、一は神界に、一は幽界に反影するのであるぞ。幽界は人間の心の影が生み出したものと申してあろうがな。
(…)
故に、人間の生活は霊的生活、言の生活であるぞ。肉体に食ふことあれば霊にもあり、言を食べているのが霊ぞ。霊は言ぞ。この点が最も大切なことじゃから、くどう申しておくぞ。
死んでも物質界とつながりなくならん。生きてゐる時も霊界とは切れんつながりあること、とくと会得せよ。そなた達は神をまつるにも、祖先まつるにも物質のめあてつくるであろうがな。それはまだまだ未熟な事ぞ。
(…)
更に祖先は過去の自分であり、子孫は新しき自分、未来の自分であるぞ。兄弟姉妹は最も近き横の自分であるぞ。人類は横の自分、動、植、鉱物は更にその外の自分であるぞ。切りはなすこと出来ん。
自分のみの自分はないぞ。縦には神とのつながり切れんぞ。限りなき霊とのつながり切れんぞ。故に、神は自分であるぞ。一切は自分であるぞ。一切がよろこびであるぞ。
霊界に於ける自分は、殊に先祖との交流、交渉深いぞ。よって、自分の肉体は自分のみのものでないぞ。先祖霊と交渉深いぞ。神はもとより一切の交渉あるのであるぞ。その祖先霊は神界に属するものと幽界に属するものとあるぞ。中間に属するものもあるぞ。神界に属するものは、正流を通じ、幽界に属するものは外流を通じて自分に反応してくるぞ。正流に属する祖先は正守護神の一柱であり、外流に加はるものは、副守護神の一柱と現はれてくるのであるぞ。外流の中には、動植物霊も交ってくることあるぞ。それは己の心の中にその霊と通ずるものあるためぞ。
一切が自分であるためぞ。常に一切を浄化せなならんぞ。霊は常に体を求め、体は霊を求めて御座るからぞ。霊体一致が喜びの根本であるぞ。一つの肉体に無数の霊が感応し得るのざ。それは霊なるが故にであるぞ。霊には霊の霊が感応する。又 高度の霊は無限に分霊するのであるぞ。
(…) 人間は現界、霊界共に住んで居り、その調和をはからねばならん。自分は自分一人でなく、タテにもヨコにも無限につながってゐるのであるから、その調和をはからねばならん。それが人間の使命の最も大切なことであるぞ。
調和乱すが悪ぞ。人間のみならず、総て偏してならん。霊に偏してもならん。霊も五、体も五と申してあらう。ぢゃが主は霊であり体は従ぞ。神は主であり、人間は従であるぞ。五と五と同じであると申してあろう。差別則平等と申してあらう。取り違い禁物ぞ。
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図1 魂と守護神と身体部位の役割と人型図上の指によるエネルギー測定結果 |
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図2 守護神と魂とDNAと外部霊の情報伝達説明を追加
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