2020年10月22日木曜日

付録2「心を治める」と「自己(魂)を整える」についての考察 のリプレース

 ***** 前置き *****

再考真理のことば.pdf の 

“付録2「心を治める」と「自己()を整える」についての考察 

の差し替え原案です。題名も、

“付録2R「心が治まる」と「心を整える」についての考察  

に改定しました。

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付録2 R「心が治まる」と「心を整える」についての考察 

「心を治めるのは誰なのか?」、心が自治をするのでしょうか?まずは、これを考えます。ここでは、治められる心とは 顕在意識と潜在意識の複合体です(付録1参照)(*1) 。
「付録1 4-2 心 」において、心の構造を議論し、心の主体は四魂で、強い発言権を有するのが正副守護神様であると考えま した。このことから、心を治めるのは正守護神様か副守護神様であり、治められる対象の中心は四魂で、どちらの守護神様を統治者として選ぶかは四魂が決めるという形式ではないかと考えてみます(*2)。
 前回は、魂と記述したものが、今回では四魂なのですが、基本的に四魂は自治(=整える)をしていると考えています。この自治に必要な情報を与えてくれるのが、守護神様なのです。よって、正守護神様–本守護神様の流れを統治者として選んだ 四魂は、統治者から有益な情報が流れ込み、魂にも良いエネルギーが運ばれます。他方、副守護神様を統治者に選んだ際には、ことごとく悪意のある情報と四魂が有していたエネルギーが搾取されていきます。したがって、心を鎮めるとは、四魂が 正しい守護神様を選択し、心に鎮座していただく事だと考えます。ちなみに、四魂に近い次元に位置しているのが、副守護神様であり、こちらの声のほうが正守護神様の声より大きく聞こえると、日月神示では記されています。
 もし、不幸にも、副守護神様の情報をもとに心が動いて暴走した時には、その結果や外部の人の反応から、自分がまずかっ たという情報が脳(顕在意識)から送られてきます。この脳からの情報(外部情報)に関して、真理(天則,  正しい教え,  正しい学)やさらに DNA など身体に蓄積された情報に照らし合わせて、心で熟考(反省)します。この心で熟考(反省)がうまくいく ためには、自分は誤ったことをしたという立場に立ち、きちんと考えるという心構えで行うと、驚くほどたくさんの情報が 正守護神様から流れてきて、心が正しく治ってくるのです。心に滋養が行き渡るということは、この正しい情報とエネルギー が心に流れてくることだと思います。つまり四魂が正しい教えを護っていくようにすることが、心を護ることだと考えています。そして、正しい教えを護るために、副守護神様の情報を制していくことが必要です。このような行為が、心を制するだと 考えます。 
 また、正か副のどちらの守護神様の情報か 判断に困る場合は、解決策を保留すべきです。時間を置くことによって、副守護神様からの情報が減幅する効果があります。
 ここで、自己(セルフ)は正守護神様、ハイヤーセルフは本守護神様で、四魂が3次元的に現れる自分に最も近い部分という前提で、上記の話から「心を整える」とは、 
1. 主語は、“(四)魂 ” であると考える。
2. “ 整える ”が指すところは、 
  (1) 魂が心に正守護神様を鎮める。(“心をしずめる”と“正守護神様に鎮座して頂く”の掛け言葉)
  (2) 魂が正しい教えを護る。(“心をまもる”と“決まり事(真理)をまもる”の掛け言葉)
  (3) 魂が副守護神様からの命令を制する。 
としました。 
 
実は、心という場は、本,正守護神様が治めるという形で守られるのと同時に、四魂も整える(自治)という行為によって 心を守る働きをしていると考えられるのです。一方、副守護神様は心を守る体をして心を破壊する働きを有するのです。そして副守護神様を選んだ四魂は、心を守るために副守護神様の命に従いますが、自らが心を壊しているという自覚がないのが 特徴ではないかと思います。

 以上を鑑みるに、「守護神様は心を治める。」のですが、より、理想的なパターンでは「心が(正しく)治まる。」という表現が的確だと思う次第です。 

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(*1) 以前は、顕在意識と潜在意識を分けて、治められる部分の中心が顕在意識であると議論したのですが、付録1のリプレースに伴い改めました。 

(*2)前回は、「心を治める」のは魂 だとし、「心を治める」を「心を鎮め、護り、制する」と定義しました。しかし、付録1のリプレースで心の上位に位 置するのが魂であるという前提から、心を構成するのが魂たちと改めましたので、「心を治めるのは守護神様である。」と変更しました。 これに伴い、詩 F004 のコメントも、「心を治める」から「心を整える」についての定義に変更しています。(20/10/22時点では未発表)